ひすい塊が博物館に

 既にhttp://d.hatena.ne.jp/doublet/20070607などで話題になっていますが、糸魚川の天然記念物の地域以外の場所のひすい塊が運び出されたとのこと。こうした塊からひすいを割り採るのはめっちゃ大変です。新聞の記事には、打ち込んだタガネそのまま展示するとのこと。でも、どこまで悪い事なのか、線引きは実は簡単ではないのではと思っています。

 川ひすいでも、握りこぶし大であれば、拾ってもおめこぼしにあずかれるわけです。このサイズなら、ハンマーもいいわけです(割るのは、むちゃ大変だと思うけど。それがひすいの特徴)。だったら、天然記念物以外のところなら、ハンマーとタガネはいいのではと思ってしまう。もちろん、削岩機とかユンボ(パワーショベル)は、明らかにまずいわけです。

 もちろん、皆がハンマーとタガネとスコップで荒らして、採集禁止になったところはいっぱいあるわけですから、これも程度というかモラルの問題になってしまいます。

 じゃあ、お前はどうなんだというと、自分で資料を調べ、できるだけ土地の所有者に許可をとり、人知れないズリを表面採集するしかないなと思う今日この頃です。もっとも、採集に最近行ってないので、荒らすもへったくれもないのですが。

 何をさておいても、ローンを早く返さないと…。