中越沖地震

月曜日に、またかなりの被害がある地震が起きました。1980年頃より以前に建った木造家屋は、ほんとに壊れ易い。私の実家もそうした家の1つだったのですが、駅前の再開発で今年移転します。そのため、ちょっと安心です。今回の規模の地震は、既存のいわゆる活断層がないところでも起きます。実際、明治の頃からのM7前後の地震の場合、約半数がこうしたところで起きることが知られています。今回もその1つです。断層の広がりの直上(余震の広がりからわかります)では、1995年の神戸の地震と同じ程度の揺れとなります。そこに、柏崎市原子力発電所があったわけです。日本に住んでいるということは、この程度の揺れにいつ遭遇してもおかしくないという覚悟が必要です。