恋空

 もう,2週間も経ってしまいましたが,3連休の最後の日,下の娘とこの映画を見に行って来ました.遡って,日記を書くことができるのはわかっているのですが,私としては経験した日時よりも書く気になった日時を残したいので,敢えて遅れた日時にしています.主人公の相手の男は,ある意味典型的な「尖った」高校生です.こうした高校生とか「尾崎豊」とか,いつも羨ましく思って生きてきました.私は,数学と鉱物の本に明け暮れた高校生活でした.もっと,尖っていれば,鉱物採集に「実際に」行ったのでしょうけど,行ったのは数えられるほど.それほど,臆病でした.鉱物は,いつも夢想しながら,集めていました.今も,やっぱり,尖ってなくて,無難な日常を指向しています.
 これから,尖るのはもう無理でしょうから,不安におびえ安定を目指す生活を,公私とも続けていくのでしょう.ですから,こういう映画をみると,羨ましくまたちょっと泣けたりして,いいものです.