深海のYRR

 最近、通勤の時には本を読んでいます。ここのところ、この本を読んでいました。私が専門の地球科学のネタのSFで楽しめました。深海の単細胞の知性体というのは、なかなかのアイディアです。それが、様々な生物を操って人間を攻撃するというわけです。知性のもとも、遺伝子の特定部分が変異可能となり、そこに記憶が蓄えられるというのも、ありそうです。それと、メタンハイドレートです。そこらへんが、うまく絡み合って物語になっています。最後は、ちょっとあっけないオチでしたが。