一倍強震計に記録があった

 未明の2時20分に,父島近海でM7.4の地震がありました.今日は,たまたま当番で,強震計の紙の交換をしたら,波形を書いていました.海溝付近で起きる,正断層タイプの地震だったそうですが,けっこう大きな地震であったことをうかがわせます.大きな地震ほど,長周期の地震波を励起するというのは,基礎中の基礎です.
 この地震の余韻が2時間ほど続くのですが,その間震幅の大きい長周期の波が記録されるので,トリガーがうまく働かず,波形を読むのがとても大変でした.普通,当番で読み取りをする地震波形は20個くらいなのですが,今日は78個もありました.疲れた.