地震の常識はどこが間違っていたか

 地震メーリングリストで,東日本大震災で崩れた地震の常識が話題になっています.今まで,プレート運動により一定の割合で応力が蓄積し,同じくらいの周期で巨大地震が起こると考えられていたのですが,これが崩れてしまったのです.ゲラ−さんは,これをマイケルソン−モーリーの実験になぞらえています.光速度一定の結論が得られ,法則というか常識の変更を迫られるようになったのです.私は,巨大地震が臨界状態というかぎりぎりまで応力を溜めないと地震が起きないというあたりが怪しいなぁと思っています.津村さんは,グーテンベルグ−リヒター則を疑っているらしい.光のときも,いろんな考えが出て,最終的にアインシュタイン特殊相対性理論を打ち立てたわけですが,地震ではどうなるか.