ハザードマップは難しい

 義母の家で,天竜川周辺の洪水のハザードマップを見せてくれました.義母は,津波によるものだと勘違いして私に見せてくれたらしいのです(地震の仕事をしているのを知っているので).義母は,東海地震のことが頭から離れられないようです.ちゃんと,マップには書いてあるのですけれどね.
 こうしたマップ,なかなか役にたてるのは難しいですね.意図すら伝わっていない感じがします.いちいち説明するのも大変だし….まして,ハザードを自分の家のリスクに読み替えるのはもっと難しい.

 やっぱり,防災には,認知心理学とか行動心理学が重要なんだよな.こうしたマップが活用されるには,ここらへんの知識を活かし,住民に伝えていかないと意味がないのですよね.