また地下核実験の地震波形をみることになるとは

NPTが発効する直前、私は松代に勤務していました。駆け込みで、フランスと中国が地下核実験して、その波形を処理しました。インドとパキスタンも実験して、その波形を見ました。もう、それで最後になって欲しいと思いましたが、また地下核実験の波形を目にすることになりました。あと何回、波形をみることやら。暗澹たる気持ちになるとともに、「力」を欲しがる人間の弱さを嘆きたくなります。せめて自分は、「力」を必要としない「強さ」だけで生きていたいと思います。核爆弾は、人間が考え出した一番の力ですからね。
せめて、核爆弾が大気中で使われ、その音波が観測されることにならなければと思っています。特に、都市の真上でというのは無しにして欲しい。自分の真上というのは、最悪だが。

うーん、考えが、ちゃんとまとまっていませんね。たぶん、頭の中で矛盾しているのだと思う。自分の真上で核爆発が起こらないための強さとは何?地震の知識を利用して、核を使うことは損だと伝えるくらいしかできないのか。