娘の生まれた日

晩秋の冷たい雨の降る日でした。というか、生まれた頃から雨が降り始めたはずです。それほど、印象に残る日でした。その年は、私が体調を崩して自宅療養したりして、さんざんな年でした。その娘が高校受験まで生き延びられるとは、ほんとに思ってもいませんでした。というか、その日を生きるので精一杯でした。今日も、曇でうすら寒いです。幸い、雨になっても大したことは無さそうですが。
今年は秋が暖かく、つくばでもまだイチョウが本格的に散り始めていません。あの日、散ったイチョウを踏みしめて坂を上り、会いに行きました。また、その日がめぐってきます。あと1年あと1年と頑張ってきました。子育ての荷物は、もう半分くらい娘たちに預けることができた感じです。あとちょっとで、また自分の時間が沢山とれるようになる。住宅ローンも、その頃には終わっているはずですし。