「肥料になった鉱物の物語」を読み返した

久しぶりにこの本を読み返す機会がありました。面白いエピソードがあって、改めてなかなか楽しい本だと思いました。今回は、リンが議論になったので、そこを読み直したのですが、リンが人の尿から発見されたとありました。覚えていないものですね。買った本は、大抵通読するので、これも読んだはずです。堆積性のリン鉱床が現在主力となっていることを確認したかったのですが、その記憶は間違いありませんでした。
リンといえば雪入のリンペグマタイトですが(おれだけか?)、リンを含む鉱物は燐灰ウラン鉱と燐銅ウラン鉱しか見つけていません。6角柱状で燐灰石かべリルか区別がつかないものも、あります。それ以外の燐鉱物は見つけていません。もうめったに見つからないようです。私が初めて行ったときは、すでに採石場は閉じていました。今は、片側の採石場は、公共施設になっています。